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“くらしにデザイン”を
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年も明けたので、私自身の振り返りのために。 ここ最近は、「デザインの考え方や、そのプロセス」を シゴトとして成立させていくことに日々奮闘中です。 カプリスのエゴコロサロンも、そのひとつ。 チーム・メイド・デザインなどのプログラムもそうです。 昨年から始まった、undesignという活動も。 ここの軸にあるのが、「学び」×「デザイン」なんです。 改めて、ここの話を。 デザインの仕事について、そこそこの月日が流れました。 デザインは専門的なイメージがつきまとうけど、 経験を重ねるにつれ、そうでもないな、と思うようになりました。 今やFacebookやツイッターなどを使って、 個人が世界に向かって情報を発信できる時代になりました。 この部分だけみてとっても、 すでにデザインが一般スキルになりつつあるように感じます。 時代が少しずつ変化して、 素晴らしい道具が手に入るようになった今、 デザインは装飾や技術ではなく、 その考え方やカタチにするまでのプロセスの方に 重きが置かれるようになりました。 じつは、やっていることは何も変わらないのだけど、 時代が変わって、世の中の見る視点が変わった、 ということなのかもしれません。 もちろん私自身も。 ---------------------------- 「強いものが生き残るのではない、変化するものが生き残るのだ」 これはダーウィンの言葉だそうですが、 アトリエ・カプリスのテーマになっています。 本当に時代は刻々と変化する。 毎日は何も変わっていないように感じるのに、10年前と今では大違いです。 時代が変われば、暮らしも変わる。 暮らしが変わるということは、はたらき方も変わる。 なくなるものもある、生まれるものもある。 変化についていかなくてはと考えると、窮屈ですが、 「そういうことなら」と変化に対応していくこと、 なんなら、楽しんじゃう、もっといえば変化を起こすかも、 そんな都合のいい考え方(笑)、いや、柔軟な姿勢こそがデザインです。 ---------------------------- では、変化の正体って、いったい何なのでしょうか。 私は、色んな人の「もっと、よくしたい」という思いじゃないかと考えています。 これが社会の中で実現していくことで、世の中が少しずつ変わる。 いいこと、悪いこと、両方あるにせよ、 基本的には「よくしたい」という心だと思っています。 誰もが思う、とてもシンプルな発想です。 「もっとよくしたい」そしてこれを「実現させたい」。 ここに「学び」と「デザイン」の両輪が必要になってくるのではないか、 と考えているのです。 「よくしたい」と思えば、必然的にどうすればいいかを学びます。 学んだことを社会に活かすために、カタチにします。これがデザイン。 誰もが学び、誰もがデザインする。 世の中に自分を合わせるのではなく、 積極的に関わることこそが生き残る手段、というワケです。 大げさでしょうか。 ---------------------------- 学びは、知ったことを誰かに伝えることで、初めて「学んだ」と言える。 デザインは、社会に向けて何を表現するかが問われる。 だからこそ学ばなければカタチにできない。 そこにいつも「誰か」がいることで、科学反応が起こり、 また学びにつながり、またデザインにつながる、 これを繰り返すことで、「もっとよく」が続く。 私自身、デザインの仕事を通して思うのは「学ぶ意欲」がなければ、 「デザイン」できないと痛感しています。 ---------------------------- この繰り返しを体験できる場として、undesingというサロンを行っています。 ここで行われているのは、まさに「学び」×「デザイン」をテーマに、 参加する皆さんとの化学反応を楽しむサロンです。 フラットな関係で語り合うことが基本。 これもかなりシンプルですが、 自分の考えやデザインする姿勢に影響を与えてくれています。 明日からの生活が、少し変わるんです。 変わることを恐れない体質づくり、人とつながりやすい体質づくり、 このあたりがundesignの目指すところ…かもしれません。 はっきりさせないでおきます。 まだまだ、いいことがありそうだから。 ---------------------------- カプリスとしては、チーム・メイド・デザインというカタチで、 「学び」と「デザイン」を体験してもらうプログラムを提案しています。 これは、自分の会社の宣伝物を自分たちでデザインするプログラムです。 今まではデザイナーに依頼するのが普通でしたが、 みんなでデザインすることで、デザインスキルが身に付くことに加えて、 何より、社内での相互理解が深まり、目指す方向が一致します。 会社の「もっとよくしたい」が共有されると、 誰もが自分の意思で行動に移せるのです。 ---------------------------- ただ「もっとよくしたい」という発想は、 案外、体力がいるようにも思います。 「もっとよくしたい」と思う原動力は、 「知りたい」という好奇心や 「いいなあ」というアコガレ、 「これでいいのか」という問いかけ 素直に感じることから始まるのかもしれません。 自分のアンテナをどこに向けるかで、視野も広がります。 デザインは日常に溢れています。 今日選んだ服、 コーヒーを飲むカップ、 何の気なしに受けとった情報… 意識するだけで新しい発見があるかもしれません。 明日の買い物が変わるかもしれません。 なんなら、世の中にないものを「創る」ことだってできるのです。 社会を変えることができるかもしれない。 社会をよりよくしていくことこそ、デザインの威力です。 ---------------------------- 最後に、カプリスのメルマガからの抜粋を。 デザインには“完成”や“正解”はありません。 ディズニーの有名な言葉に 「イマジネーションのある限り、ディズニーランドは完成しない」 というのがあります。 「完成」とは、すなわち「古くなる」ことの始まりです。 デザインは「もっとよくなる…」「もっとよくなる…」 といつも貪欲に追求するからこそ 常に「新しく」あり、常に「進化」するのです。
by cocollier
| 2013-01-23 13:10
| 学び×デザイン
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