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昨年、訪れた奈良の談山神社でひいた「万葉みくじ」です。 しおりになっていて、ほのかにいい香りがする・・・。 私がひいたのは 「今更に 何をか思はむ うちなびき 心は君に 寄りにしものを」 いまさら何の思いをいたしましょうか 何をためらいましょう わたしの心はずっと前から あなたをひたすらにお慕い申しておりましたものを この歌と運勢が書かれていました。 なかなか、乙女な歌やんかぁ。 万葉集、美しいやんかぁ。 と、ちょっと興味がわいていたので、今年お初で買った本がこれ。 (ほんとは万葉集ver.を買いたかったのですが、その書店になかったので) 古文の知識なんぞ、なーんもない私でも読めるように、原文に訳文、さらに解説もついているので、とてもわかりやすいのです。おまけに総ルビつきで、漢字が苦手な私も声に出して読めます。“なんとなく読み”をしなくてもいいのです♪ で、改めて和歌って美しいんですねぇ。 こんなに言葉ってキレイに使えるものだったのかぁと感心してしまいます。 自然への思いや、人と人との関わり、表現豊かで感情的で、日本人の美意識の高さに驚かされます。しかも五・七・五・七・七の短いセンテンスで、、、すごいっす。 「千百年の時間旅行を楽しんでください」と冒頭の一文にあるのですが、これらの歌が今もまた、これからもずっと残っていくんでしょうね。 少しずつ、味わいながら読んでいます。 ちなみに、今年の初詣でひいたおみくじは 大黒神社で大吉! 住吉大社で中吉! でした。なかなか、いいんじゃないの〜♪ 倭歌(やまとうた)は、人の心を種として、 よろづの言の葉(ことのは)とぞなれりける。 世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、 見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。 花に鳴く鶯(うぐいず)、水に住むかはずの声を聞けば、生きとし生けるもの、 いづれか歌をよまざりける。 力もいれずして、天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲をもやはらげ、猛き(たけき)武士(もののふ)の心をも慰むるは歌なり。 和歌は、人の心を種として、それが生長して様々な言葉になったものである。 この世の中に生きている人は、関わり合いになる出来事や行動が多いので、それらについて心に思ったことを、見るものや聞くものに託して、言葉で表現しているのである。 花の枝で鳴く鶯や、川に住む河鹿蛙(かじかがえる)の声をきくと、いったいどんな生き物が歌を詠まないだろうか。いやすべての生き物が感動して歌を詠むのだ。 力を入れないで、天と地を動かし、目に見えない恐ろしい神や霊を感動させ、男女の仲を親しくし、勇猛な武士の心を慰めるものは、やはり歌なのである。
by cocollier
| 2008-01-08 18:51
| 気まぐれ日和
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